統合失調症の陰性期、服などを買うのが億劫でした。
太ってるから二の腕を隠したり〜と考えると着られる服が限られるし、元気が無いから服を選ぶ事自体が面倒でした。
再発する前の元気だった頃は、母に「派手な色ね」と眉をしかめられるような鮮やかな色の服や雑貨をよく選んでいました。
それが、陰性期には、着てる服を人から何か言われたら対応するのも面倒なので、とにかく無難で目立たない服を選んでいました。
ある程度、陰性期から回復してきても、選ぶ色は、冬は灰色、夏は紺と白、という感じでした。
そして、最近、元気になってきたら、持ってる服を着る時にワクワクしない事がつまらなくなってきました。
朝起きて着るのが楽しみな服が欲しい!
と思うようになりました。
コロナ禍であまり人とも合わないからこそ、人目を気にせずに済むし、家や近所だけでも華やかなファッションが良いなと思うようになってきました。
通販でオレンジのワンピースや紺地に花柄のワンピースを買ったりしました。
そして今日、鮮やかな紅色のポシェットと、白地に花柄のバッグを買いました!
今まで、発病前でも、バッグは黒か紺を選んでばかりだったので、それはそれで新境地です。
普段使いの紺色のポシェットが壊れかけているけどまだ使えるから、という保険があったので、思い切った色を買えたのもありますが、
人から何か言われそうだけど、いいな!と思ったバッグを買ったのは、自分は元気になったからなんだなぁ、と思います。
陰性期だったら、鮮やかな色のバッグは、綺麗だとは思うけど、人から何か言われた時に対応するための頭が働かないので、やめておこうと判断してました。
今は、何か言いそうな母に会う時には持っていかないからいいし、他の人に何か言われたら、まあその時に良いように応えようと思えます。
それなりに頭が働くから何とかなると思えます。
陰性期って、自由が無かったんだなぁ。
元気が無いって事は、好きなものを好きと言う元気も無くなるんだなぁ…
辛かったなぁ…
つまらなかったなぁ…
そして、元気になってみて、まだまだ心の病で辛くてつまらない人がいる事を思うと、
元気になる栄養療法を知ってもらいたい!と思いを新たにするのでした。
勉強と発信、がんばります。