丁寧に生きる、と言うと、
お風呂に入る時に脱いだ服を畳むとか、
季節ごとに、梅仕事、らっきょう漬けて、味噌を仕込んで…とか、
盆暮れの挨拶や贈り物をきちんとして…などなど、
私のほとんど出来てないことが思い浮かびます。😅
でも、そういう常識的な丁寧さでなく、
自分の心身を丁寧に扱うことが、丁寧な生き方だと思うのです。
好きなことは好きと言う。
嫌なことはイヤと言う。
それでも聞いてくれないなら、逃げるか闘う。
ゆっくり美味しくよく噛んで食べられる心持ちと、時間的余裕。
快適に過ごせるから、早寝早起きをする。
などなど、自分の心身を健康に保つための生き方が丁寧な生き方なんじゃないかなと思うのです。
自分を丁寧に生きる。
学校や会社や常識のスケジュールに合わせて、我慢して、寝食削って勉強したり、身を粉にして働いてたら、
そりゃあ、心と体が悲鳴をあげます。
自分がどうしたいか、どうありたいかを考える暇もなく生きていたからかもなぁ。
母にギリギリの時間に起こされて、すごく行きたくないのを我慢して、急いでご飯食べて学校に行ってたなぁ…
母としては、少しでも長く寝させてあげたい、という優しさだったのかもしれませんが、
消化吸収などには良くなかったと思います。
そもそも、早寝早起き出来ないスケジュール、食べ方なども問題があったんだろなぁ。
病気になり、病気の作り方、健康の作り方を学ぶことで、やっと、今までの生き方を振り返ることが出来るようになりました。
良い子、
良い娘、
良い妻、
良い嫁、
良い母、
そんな求められる偶像に沿って生きるのでなく、
私らしく、マイペースに、やりたい事をやる
それが、丁寧な生き方、人間らしい生き方なんだと思います。
快適な心身で人生を生きるために必要な、健康的な生活をすること、
それが基本で大切なことなんだと思いました。